あやまま読書日記

一日ひとつ!なにかアクションを☆おすすめの本・マンガ・絵本・雑誌などを紹介していきたいです☆

「ふたりからひとり ときをためる暮らし それから」 つばた英子 つばたしゅういち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年に発行された最近の本です。

ご主人さんが亡くなって・・

ずーっと夫をたてて暮らしてきた著者。

 

前向きに、無理をせず、畑仕事やら、お料理やらを、

まわりにいてくれる人たちに感謝しながら

つつましく、お金では買えないものをはぐくみながら暮らしてる。

 

なるほど。

こういう老後楽しいかもしれない・・・

と思わせる、ゆっくりした暮らしの中にも、

知性を感じる本です。

 

ご主人のしゅういちさんの日記も、ところどころにあって、

戦争中20代、学生さんの世代です。

 

戦争や学歴、仕事、家族、人生の中で自分が何を優先させるのか・

そんなことを考えさえられる一冊です。

 

私自身、子供が小学生になり、

自分の親の背中を小さく感じ始めました。

 

生きていくのにお金は大事です。

ただ、お金よりも大事だと思えるものが、一人ひとりにあれば、

もっと、優しい気持ちで毎日を過ごせるような気がします。